電気ヒーターの電気代|期待ほど温まらないけれど電気代は高い

2019年6月29日

電気ヒーターをお使いですか?

それとも電気ヒーターの購入をお考えですか?

ここでは、電気ヒーターを使った時の電気代を中心にお知らせします。

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電気ヒーターとは

電気ヒーターはどんなものかと言うと、電気をエネルギーとして温かさを得る機器を示します。

エネルギーは電気です。

電気を熱に変換するものが、ニクロム線だったり、ハロゲンランプだったり、オイルだったりします。

電気ヒーターの電気代

 

電気ヒーターのメリット

電気ヒーターは、ガスや灯油を燃焼させることがないので、空気がきれいなままです。

換気の必要がありません。

 

安全装置が付いているものが多いです。

電気ストーブ本体を持ち上げたりすると安全装置が働いて、通電が止まります。

火災の原因となる可能性が低いようになっています。

 

電気ヒーターのデメリット

電気ヒーターのデメリットは、石油ストーブやファンヒーターと比べて熱効率が悪く、他と同じだけの温かさを期待したら数倍のコストがかかる点だと言えます。

 

このため、1000w以下の物が多く、これは部分暖房として使うことを目的としたものです。

部屋全体を温めるのではなく、電気ヒーターの正面に自分がいて、自分だけが温かくなるような使い方です。

 

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電気ヒーターの分類

電気ヒーターには熱を伝える方法によっていくつか分類があります。

 

輻射式

ヒーターを高温にすることにより熱を周囲に伝えます。

大半のエネルギーを赤外線(遠赤外線)として放射させる方式です。

ヒーター部分にはニクロム線が使われています。

 

温風式

電熱線に通電させて熱を得る部分は輻射式と同じですが、温風式はファンで空気を強制対流させて温めます。

まずは、空気を温める方法で部屋を暖めるので、輻射式と比較して温かいと感じるまでに時間がかかります。

ドライヤーを思い浮かべたらいいでしょう。

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対流式

熱伝導で空気を温めて自然対流を起こさせることによって部屋全体を温める方式である。

空気と接触する面積を広くする必要があるので、大型になる傾向があります。

1500w以下の機器がほとんどで、石油ストーブなどと比較すると発熱量が低く、北海道や東北と言った寒冷地では部屋がほとんど温まらないことがある。

ランニングコストを気にせず、容量が部屋とマッチしているのならば空気を汚さず快適ですが、こういった条件に合うケースは少ないと言えます。

オイルヒーターなどがこのタイプです。

 

電気ヒーターの電気代の計算

電気代の計算は比較的簡単です。

こちらのページでは自動計算できます。

⇒ 1時間当たりの電気代を計算

 

電気代の計算

例えば、1000Wの電気ヒーターの電気代を計算した場合、1/1000倍してKw表示にします。

 

1000W × 1/1000 = 1kw

 

1日に何時間使うかを考慮します。

電気ヒーターを使っている時間が長ければ長いほど電気代は高額になります。

当然ですね。

ここでは、1時間で計算してみます。

 

1kw × 20.34円 × 1時間 = 20.34円

 

1kwh=20.34円で計算しています。

電気代の単価はお住いの地域によって異なります。

 

1日10時間電気ヒーターを使うとしたら、10倍して203.4円が電気代です。

1か月分の電気代を知りたい場合はさらに30日分の ×30 をすると電気代が算出できます。

 

203.4円 × 30日 = 6102円

 

結構いい値段ですね。

その割に温まらないので、メインの暖房機器にするには少し弱いです。

 

まとめ

電気代を計算するときは、何ワットの機器かを調べれば電気代を算出することができます。

まずは、こちらのサイトで1時間当たりの電気代を算出します。

 

⇒ 1時間当たりの電気代を計算

 

これに、(1日の使用時間)、(1か月=30日)をかけると1か月の電気代を計算できます。

通常、稼働率を考える必要がありますが、電気ヒーターはスイッチを入れている間中稼働しているものがほとんどなので、100%で計算しています。

 

 

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