ガスファンヒーターのランニングコストは高いのか!?

暖房器具は色々ある中、高いのか安いのか判断が難しいのがガスファンヒーターです。

ガスファンヒーターにも良いところと、悪いところがあります。

具体的な金額を出してみていきます。

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ガスファンヒーターとは

ガスファンヒータとは、ガスを燃料としたファンヒーターです。

 

サイズとしては、3つだけです。

ガスファンヒーターは20号、35号、50号の3種類があり、全社統一されています。

容量が同じものは、使うガスの量は基本的に同じです。

部屋の広さに合わせて容量を選びます。

 

ただし、「エコモード」などが付いているものは、稼働させると20%ほど燃料を節約できます。

基本的に、部屋が温まったときに火を消して、まだ温度が下がってきたら再点火すると言う仕組みです。

 

スイッチを入れたら、ほんの5秒で点火して、すぐに暖かいと言うメリットがあります。

灯油を使う石油ファンヒーターと違い、燃料の補修が要りません。

寒い外に出てポリタンクに灯油を移す必要がないのです。

給油が要らないガスファンヒーター

すぐに暖かく、パワーもある、燃料の補給が必要ないと言うメリットがあるのですが、意外とシェアが高くありません。

どんなデメリットがあるのかと言うと、ランニングコストです。

実際いくらくらいかかるのか見て判断してみたいと思います。

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ガスファンヒーターのランニングコスト

ガスファンヒーターのランニングコストのほとんどは「ガス代」です。

電気も使っているので、電気代もかかるのですが、電気が担当しているのは制御の部分です。

そのため、それほど電気代はかかっていないのです。

メリットが大きいガスファンヒーター

ガス代は結構計算しにくいです。

ガスは定量使うものではなく、温まったら火を消しますし、実際のガスの使用量を調べるには、実際に実験するしかないのです。

そのため、今回は東京ガス様のHPから実験結果を拝借して、ランニングコストを算出したいと思います。

 

容量別にランニングコストをお知らせします。

20号:木造7畳まで コンクリート9畳まで

1時間当たり:13.3円

1日8時間使用料:約107円

1か月の使用料:3,210円

 

35号:木造11畳まで コンクリート15畳まで

1時間当たり:17.9円

1日8時間使用料:約143円

1か月の使用料:4,290円

 

50号:木造15畳まで コンクリート21畳まで

1時間当たり:26.3円

1日8時間使用料:約210円

1か月の使用料:6,300円

参考:東京ガスHP

 

 

意外に安いと感じるかもしれませんが、これは「ファンヒーターだけのランニングコスト」です。

通常のお風呂やキッチンのお湯につかったものは従来通りかかってくるので、それに加えて上記の費用が掛かります。

家庭によっては、ガスの請求金額が2万円を超えることもあるでしょう。

それで驚いてしまうのです。

 

同じファンヒーターでも石油ファンヒーターの場合は、スタンドで灯油を買うごとにお金を払うので、1か月分の金額は集計しないと分かりません。

それだけかかったと言う事実を突きつけられないので、ショックを受けにくいのです。

 

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