あんなに大騒ぎした電力自由化とはなんだったのか

2016年4月から電力が自由化されました。

あんなに大騒ぎして天地がひっくり返るように大騒ぎしたのに、今は・・・?

今なら冷静に考えられると思います。

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電力自由化

電力が自由化されると電気の供給会社が増えます。

従来は、東京ならば東京電力、九州ならば九州電力と地域ごとに選べない状態でした。

でんきの自由化の影響

自由化されたらお住まいの地域では他の会社に変えられるのかから確認しましょう。

 

電力自由化で選べる電力会社と電気料金プラン数

一覧で確認してください。

地域 選べる会社数 プラン数 代表的な会社
北海道地方 14社 43プラン 北海道電力, 北海道ガス, auでんき, 丸紅新電力
東北地方 17社 65プラン 東北電力, イーレックス, HTBエナジー, J:COM
関東・甲信越(東京電力エリア) 53社 211プラン 東京電力, 東京ガス, ENEOSでんき, 昭和シェル石油
中部地方 27社 95プラン 中部電力, 東京電力, 東邦ガス, ソフトバンクでんき
北陸地方 4社 13プラン 北陸電力, auでんき
関西・近畿地方 28社 82プラン 関西電力, 東京電力, 大阪ガス, eoでんき, スマ電
中国地方 12社 41プラン 中国電力, イーレックス, HTBエナジー, auでんき
四国地方 8社 25プラン 四国電力, auでんき
九州地方 20社 76プラン 九州電力, ナンワエナジー, 西部ガス, HTBエナジー
沖縄地方 1社 3プラン 沖縄電力
2016年12月6日更新(エネチェンジ調べ)
思ったよりも多いプランから選べることが分かります。
詳細を見たい場合はこちら
北海道から沖縄まで日本中複数のプランから選べるので、「選択する自由」が生まれました。
一方で「選ばないといけないめんどうさ」も生まれたのです。

正直電気単体ではあんまりメリットを感じない

既に調べられたかもしれませんが、今から実際いくらいくらい電気代が安くなるのか調べたら、年間で2000円とかです(汗
でんきの自由化で影響は感じない
月にしてみたら、150円とか160円とかの話・・・
安いか、高いか、どちらが良いかと聞かれたら安い方がいいと答えるけれど、わざわざ重い腰を動かすほどでは・・・
電気は元々の単価がある程度決められているので、価格破壊が起きるほどは安くならないのが現状です。
ところが、企業としては「別の使い方」を考えています。
例えば、携帯のキャリア。
でんきの契約もすることで、携帯のキャリアを変更する確率が減ります。
2年縛りと似ています。
 でんきの自由化で節約ができるか?
そのため、一緒に契約すると割引、と言う契約で価格のメリットを持たせています。
たとえばこれ。

⇒ 電力比較サイト エネチェンジ

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 2年間で17,840円お得となっています。
月にして743円。
これくらい違うと安くなったと言う印象です。
携帯料金と併せて考えると電気代が安くなっている
他のキャリアも同様のサービスを開始しています。
すでに、使っているキャリアで契約すると電気代「も」安くなると言う使い方くらいがいいのかもしれません。
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