喫茶店の原価|喫茶店はもうかる商売か!?
スタバやヴェローチェ、タリーズ、ブルーボトル・・・
たくさんあるカフェ、喫茶店。
ウハウハで儲かるのか原価と儲けのしくみを調べてみました。
コーヒー1杯の原価
そもそもコーヒーの原価っていくらくらいでしょうか?
コンビニで100円で買うことができますし、ちょっといいお店やおしゃれなお店では600円とか・・・
コーヒーの原価と言うのは、主に豆代のことです。
安い豆から高い豆まであるのですが、原価とは5円くらいから40円くらいまでです。
「安っ!ぼろ儲けだ!すぐに喫茶店を始めよう!」と思った方は考えが考えが足りません。
喫茶店の原価
豆の原価の他に、お店の家賃、内装費、光熱費、包装費、人件費、輸送費などなど様々な費用がかかります。
家賃などは、最初の3営業日分の売り上げで払えてしまわないとお店自体がやっていけないと言われています。
月間300万円の売り上げとしたら、1日の売り上げは10万円必要です。
そう考えると、お店の家賃は30万円くらいまでに抑える必要があります。
一方で、あまり安い家賃の場所だと通りに面していなかったり、集客力が弱く1日10万円も売りあがらないと言う可能性が出てきます。
お店をやっている以上営業日ができるだけ多い方が有利です。
オフィス街などはサラリーマンなど人が多くて、お客さんが多い反面、土日はほとんど人がいませんので、思い切って休みにしないと人件費の方がかかってしまいます。
原価管理や利益管理をしっかりとしておかないと、大変なばかりで赤字になると言うリスクがあります。
喫茶店の儲けのカラクリ
喫茶店は大きく分けると2種類のお店があります。
高いコーヒーでゆっくり過ごせるお店と、安いコーヒーのお店で高回転率のお店です。
大事なのは「売り上げ」ではなく「利益」です。
原価100円のコーヒーを1杯1000円で売ったとしたら、経費を引いて1杯あたり500円の利益が出るかもしれません。
1日60杯売れば利益3万円になります。
ところが原価100円のコーヒーを200円で売る場合、経費を引いたら、1杯の利益は50円程度かもしれません。
この場合、同じ3万円の利益を出すには1日600杯のコーヒーを売る必要が出てきます。
1杯1000円のコーヒーを出そうと思ったら、それなりの店構えも必要でしょうし、落ち着ける環境も必要です。
1杯200円のコーヒーならば、安い方なので入りやすいお店でも大丈夫そうです。
たかが○円と思っているコーヒーも販売価格、店構え、店員さんの数、営業している日数など考えに考えられたものなのです。
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