暖房機器を電気代など比較してランニングコストから賢く選ぶ

2019年1月7日

冬は暖房機器が手放せません。

「温める」と言うのは電気代のかかるものです。

エアコン、電気ヒーター、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターでそれぞれのランニングコスト基準で選んでみたいと思います。

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暖房機器を選ぶ

色々な暖房機器からどれが一番ランニングコストが安いのか選びます。

しかも、温かくないと意味がない。

かしこい暖房機器の使い方をご提案します。

暖房機器のチャンピオンはこれだ!

条件がいろいろだと判断が難しい難しいので、一般的な広さでマンションの12畳の広さを条件にして比較します。

 

電気ヒーター

電気ヒーターとは、電気を使って部屋を暖める方法です。

以下のようなものを言います。

セラミックヒーター

 

ハロゲンヒーター

 

オイルヒーター

これらは、温まり方は違いますが、電気代は基本的に同じです。

容量によって違います。

 

電気代は1200Wで計算しました。

1時間当たりの電気代は、27.2円

8時間で、217.6円

1か月(30日)で、6,528円

※部屋全体を暖めるにはかなりの時間を要するのが玉に瑕です。

⇒ 電気ヒーターの電気代|期待ほど温まらないけれど電気代は高い

 

エアコン

お手軽で今やどの家庭でもあるのではないでしょうか。

 

1時間当たり、24.7円

8時間で、197.6円

1か月(30日)で、5,929円

※エアコンは熱交換しているので、比較的電気代を抑えられますが、外気温が10度以下になると熱交換できなくなり、電気ヒーターと同じになってしまいます。

ここでは、一般的な温度で算出しています。

⇒ エアコンの暖房代|これを知らないと無駄な電気代を使ってしまう

 

石油ファンヒーター

安いと言われる暖房機器の石油ファンヒーター。

 

実際いくらくらいかかるのか!?

1時間当たり、7.06円~29.9円。

8時間で、56.5円~239.1円。

1か月(30日)で、1694.4円~7176.0円。

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⇒ 石油ファンヒーター代|賢い人の強い味方しかし弱点が・・・

 

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターの場合、「9畳まで」と「15畳まで」とで選ぶガスファンヒーターの容量が違います。

9畳までは20号。

15畳までは35号を選びます。

今回は両方で算出します。

詳細はこちらで見ることができます。

 

20号:木造7畳まで コンクリート9畳まで

1時間当たり、13.3円

8時間で、約107円

1か月(30日)で、3,210円

 

35号:木造11畳まで コンクリート15畳まで

1時間当たり、17.9円

8時間で、約143円

1か月(30日)で、4,290円

 

⇒ ガスファンヒーターのランニングコストは高いのか!?

 



 

それぞれのランニングコストを比較

電気ヒーター、エアコン、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターのランニングコストを一覧にしてみます。

その方が分かりやすいですよね。

暖房機器名 電気ヒーター エアコン 石油ファンヒーター ガスファンヒーター

20号

ガスファンヒーター

35号

 1時間当たりの

ランニングコスト

 27.2円  24.7円  7.06円

~

29.9円

 13.3円 17.9円
 8時間当たりの

ランニングコスト

 217.6円  197.6円  56.5円

~

239.1円

 107円 143円
 1か月の

ランニングコスト

 6,528円  5,929円  1694.4円

~

7176.0円

 3,210円 4,290円

それぞれの機器は、使い方によってランニングコストが変わります。

上記は、あくまで目安とお考えください。

 

最近は灯油が以前ほど安くないので、必ずしも石油ファンヒーターが安いとは限らないようです。

条件によっては高くなることもありますので、注意してください。

 



個人的なおススメは

石油ファンヒーターやガスファンヒーターのように室内で実際に燃料を燃やす方法が圧倒的に温まりは早いです。

温度を上げるのはかなりエネルギーが必要です。

 

一度温まった部屋の温度をキープするのはエアコンが得意です。

お手軽ですし。

 

そのため、最初はガスファンヒーター、石油ファンヒーターで温めて、そのあとエアコンで温かさをキープします。

外気温が10度以下の場合は、そのままガスファンヒーターや石油ファンヒーターで温めた方がいいでしょう。

 

温めるときに意外に役立つのが、「扇風機」です。

 

お風呂を思い浮かべてもらえばわかりやすいと思いますが、温かい温度の物は上に上に行きます。

部屋も温まった空気は上にたまります。

せっかく温めたのにその空気が上にあって、人は下にいます。

そのため、それほど温かさを感じません。

 

扇風機を上に向けて回すことで、その温まった空気を部屋中に循環させることができ、温かく感じます。

その分、温度をそれほど上げずに済むので、ランニングコストが抑えられる効果もあります。

 

 

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