100円ショップの原価|原価が高いものを買ったらお得!?
とっても便利な100円ショップ。
100均とも言いますよね。
なんでも100円でついつい買いすぎてしまいます。
100円ショップの原価を知って、お得なものを買いたいと思います。
100円ショップは100円で売っている
スーパーやホームセンターに行くと全く同じ商品を100円ショップで見かけます。
しかも、価格は半額。
物によっては半額以下の物もあります!
現代の日本でこれだけ価格差が生まれる理由は何でしょうか!?
原価を考えると、実は1個1円の物から、100円を超えるものも存在するのだとか!
原価率が高いということは、利益が少ないということ。
我々消費者から考えると「お買い得」ということではないでしょうか。
ここでは、100円ショップで原価が高い商品を見ていき、お得な買い物をするようにしましょう!
原価率が高い商品
100円ショップで原価率が高い商品についてお知らせします。
「原価率が高い=お得」とお考えください。
アルカリ乾電池
100円ショップでかなりお得なのが、アルカリ乾電池です。
有名メーカーのものに比べて、電池の持ちは若干落ちます。
しかし、値段は1/5ほど。
有名メーカーのアルカリ乾電池は長持ちする。
100円ショップのアルカリ乾電池は安い。
文房具
100円ショップの中で意外に売り上げを伸ばすのが、文房具。
しかし、消費者としても文房具屋さんやスーパーで買うよりもかなり安いです。
携帯電話用充電器
携帯電話の充電器は、もう全然値段が違います。
通販で買う場合は、1000円くらいから5000円くらいまであります。
100円ショップの場合は、充電器とケーブルが別商品になっていたりしますが、合わせても200円です。
安い!
コスメ
その昔はあまり良いものはなかったのですが、最近では質が上がってきて馬鹿にできないのが「100均コスメ」です。
一時期「コンビニコスメ」が話題になりましたが、最近ではさらに安い「100均コスメ」が人気です。
人気があると、その商品が強化されます。
100均コスメもとてもお得だと言えます。
お弁当用グッズ
ママさんたちがお子さんのためにお弁当に力を入れることがあります。
その筆頭がキャラ弁ではないでしょうか。
そういった力を入れたお弁当の強い味方がお弁当用のグッズです。
おかずを分けたり、包んだりする小物ですが、結局捨てるので高いものを買うともったいない。
しかし、かわいいものが絶対にいい!
こうなると100円ショップのお弁当グッズが活躍するのです。
100円ショップが100円で販売できる理由
サイトによっては「材料費が安い」と書かれています。
残念ですが、それは違います。
製品Aを作る場合は、材料はいつも同じです。
100円ショップ用に安いものがあるのならば、工場はいつでもそれを使います。
材料費はいつでもギリギリなので、それ以上下げて販売価格を半分にすることは不可能です。
製造原価を安くすることは可能です。
製造において、無駄なコストになるのがラインの変更です。
商品Aを作っていて、次に商品Bを作る場合、「準備」が必要です。
この準備に1日から数日かかる場合もあり、その間工場としては(そのラインでは)製造ゼロとなります。
この稼働しない時間も商品の価格には転嫁されています。
材料費が20円だとしても、休んでいる時間の分も含めて原価は30円と計算されるのです。
100円ショップの場合は、全国の系列店で販売する事を見込んで大量に注文します。
だから、同じ商品を長時間作り続けることができて、1個当たりのコストが安くなるのです。
材料費が20円の場合、20円のままが仕入れ原価となるからです。
大量生産・大量仕入れ・大量販売
100円ショップの製品は、元々中国で生産されていました。
その後、中国の人件費が上がってくると、ベトナムなどにシフトしたところもあるのですが、製造のノウハウは中国にあり、なかなかうまくいっていないのが現状です。
一方で、日本においても不景気であることから儲からなくても大量に作り、工場がつぶれないことを選ぶ会社が現れてきました。
こうして仕入れ原価は日本においても安くなっているのが現状です。
流通コストを抑える
100円ショップは、チェーン店によっては専用のトラックや流通ラインを持っています。
そこに乗せるのは自社で販売する物ばかり。
大量に仕入れるので、大量に運びます。
大量に運ぶことで、無駄な運送費を抑え、商品を安くすることができるのです。
広告宣伝費がかからない
100円ショップは、その名前だけで商品が100円で売っていることが分かる業種です。
それだけで宣伝などなくてもお店のコンセプトが分かってしまうのです。
また、意外なほど安いものなど取り扱うことで、テレビが取材に来た入りしますので、結果的に原価ゼロで宣伝することができるのです。
人件費を抑える
100円ショップにはほとんど社員がいません。
ほとんどの業務をパートやアルバイトで行うことで、人件費を抑えています。
それにより、商品に金額を添加する必要がなくなってきます。
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