【ラーメンの原価】ラーメンの原価を知ったらラーメン屋に行けなくなる
ラーメンと言えば、外食の人気メニューの筆頭みたいなものです。
最近では、1杯800円とか、900円とかのラーメンも出てきました。
そのラーメンの原価っていくらくらいでしょうか?
詳しくお知らせします。
ラーメンの原価
ラーメンは、麺、スープ、具の3つから構成されています。
また、ラーメンには、大きく分けて、醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン、とんこつラーメン、と4種類あります。
それぞれに、スープ、具材の原価が違ってきます。
麺の原価
ラーメンの麺の原価は、ラーメンの味によってあまり違いはありません。
大体1杯分の麺で、100gくらいで50円ほどです。
スープの原価
ラーメンのスープは、スープとタレから構成されています。
タレは、醤油、みりん、化学調味料などからなっています。
具体的にどんなものが入っているかを知りたい場合は、インスタントラーメンの原材料表を見たら参考になると思います。
大体1杯当たり、10円~15円くらいです。
スープは、野菜、豚の骨などから煮出して作ります。
スープは、ラーメンの味によって原材料が違うので、原価も違います。
醤油ラーメン50円
塩ラーメン50円
味噌ラーメン120円
とんこつラーメン100円
こんな感じです。
醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンは、鶏ガラがベースであることが多いです。
とんこつラーメンは、その名の通り豚骨を使います。
最近だとWスープなどと言って、複数を組み合わせることがありますが、それはここでは横に置いておきます(汗)
醤油ラーメンと塩ラーメンは、同じく鶏ガラスープなので、原価は同じくらい。
豚骨ラーメンは、スープは少し原価が高めです。
味噌ラーメンは、鶏ガラですが、他と比べてスープが多めなので、原価も高めになるのです。
具材の原価
具材も、ラーメンの味によって変わります。
醤油ラーメン、塩ラーメンの場合、主な具材はチャーシューとねぎ、煮卵を半分、のり、で60円くらい。
味噌の場合は、チャーシューとねぎ、煮卵、コーン、バター、もやし、と具だくさんで80円。
豚骨ラーメンは、チャーシュー、ねぎ、ごま、紅ショウガ、で55円くらい。
まとめ
各味のラーメンの原価をまとめると、以下のようになります。
醤油ラーメンの原価
麺50円+タレ10円+スープ50円+具60円
合計170円
塩ラーメンの原価
麺50円+タレ10円+スープ50円+具60円
合計170円
味噌ラーメンの原価
麺50円+タレ10円+スープ120円+具80円
合計260円
豚骨ラーメンの原価
麺50円+タレ10円+スープ100円+具55円
合計215円
飲食店において、食材の原価は30%にするべきと言うのがあります。
このページでの原価を30%として、各ラーメンの販売価格を考えてみます。
醤油ラーメン567円
塩ラーメン567円
味噌ラーメン866円
とんこつラーメン717円
とんこつラーメン以外は、一般的なラーメンよりも安く感じませんか?
つまり、原価率が低い=儲かるメニューと言うことになります。
とんこつラーメンは、500円~800円くらいで売られていることが多いので、原価率が高くなっています。
チャーシューは原価率の中で最も高いですので、チャーシューを薄くしたり、他の食材に置き換えるなどで原価率をおさえることができます。
逆に、大量もやしや厚切りチャーシューを売りにしてしまったら、原価は上がってしまうので、儲かりにくいメニューとなってしまいます。
1日何杯売ったら、商売としてやっていけるのかは、別の機会に計算してみたいと思います。
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