【回転寿司の原価】回転寿司の原価を知って驚く

回転寿司って美味しいし、楽しいですよね。

1皿100円のチェーン店も多いのですが、あれって「儲かっているのかな!?」と思ったことがありませんか?

お寿司の原価率を知ることで少し優しい気持ちになってください。

 

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回転寿司の原価

1皿100円の回転寿司チェーンはいくつもあるのですが、特定のお店のことではないと言うことで全ての画像にはモザイクを入れさせていただきます。

特定のお店ではないと言うことを前置きして・・・

回転寿司の原価

 

回転ずし1皿100円とします。

 原価  40円  40%
 人件費  30円  30%
 諸経費  25円  25%
 利益  5円  5%
 合計  100円  100%

 

コスパ

注目すべきは、原価40%だと言うこと。

一般的な飲食店は原価を30%程度に抑える必要があります。

ところが、回転寿司は40%程度行っています。

 

コスパは高いと言えます。

回転寿司の原価

 

お店が儲けるためには

近年人不足で人件費も上がっていっているので、どこかで何とかしたいのだけれど、利益は5%しかないので削るところがないのです。

唯一考えられるのは、「諸経費」です。

 

お店の電気代だったり、レーンを動かしている電気代、エアコン代なども含まれています。

テーブルに置いてある生姜もそう。

お茶やお箸、おしぼりの代金も含まれます。

おしぼりも経費が掛かる

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簡単に言うと、お客さんが来たら、席に座った時点で1人当たり250円くらいかかっているのです。

1人10皿くらい食べるとして、利益は一人当たり500円程度。

回転寿司の席代

回転寿司にはお客さんがたくさんいますが、人が考えるほど儲かっていないのです。

 

誰かが仮に1皿落としたら、45円(=原価40円+利益5円)が無駄になります。

それを取り換えるためには、45円÷5円(1個当たりの利益)で9皿売れないと元が取れません。

お皿を絶対に落とさないことが必要です。

利益率が低いと思わぬミスを取り返すのが大変です。

 

ちなみに、時間経過とともにネタが乾くことで発生するロスは「原価」の方で考えています。

 

元を取るためのネタ選び

我々は消費者として、何を食べたら元が取れるのか?(=原価率が高いのか?)

知らせるとお店は青くなってしまうかもしれませんが、お知らせします。

 

原価率が50%を超えるネタ

特に原価が高いのが、「ウニ(85円)」、「マグロ(75円)」、「イクラ(70円)」です。

これらを食べるとすごく得をしているので、あなたウキウキ、お店ハラハラです。

いくらは原価が高い

 

原価率が20%以下のネタ

原価率が20%以下なので、お店が儲かりやすいネタたちはこちらです。

エビ、ツナマヨ、コーン、かっぱ巻き、タマゴ、など。

あんまり主役じゃないですね。

 

味噌汁などは原価10円程度、コーヒーは2円程度なので、ここら辺が売れてくれるとお店はウキウキです。

ウニばっかり食べる人はいないでしょうから、色々なネタを食べて、お店も儲かる、我々消費者も嬉しい、と言う関係を維持させたいですね。

 

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